実は先日、千円札をズボンのポケットに入れたまま洗濯してしまいました。折りたたんだ紙幣は、とりあえず千円札には見えますが、かなり縮んでいます。
けっこう丈夫だなとは思いましたが、自動販売機では使えませんし、レジで偽札扱いにされても困ります。
とはいえ、千円はもったいない。とりあえず銀行に持っていきました。
千円札をポケットにいれたまま洗ってしまったら縮んじゃった
ズボンの左ポケットを探ると何か小さいものが当たります。取り出して広げてみると千円札でした。ズボンに入れたまま洗濯してしまったようです。
よく主人に、ビールの6本パックの買い物を頼まれて1000円もらうのですが。慌てて折りたたんでポケットに入れてそのままにしていたのでした。
広げてみるとやや小さくなっているような。うちに帰って新しい千円札と重ねると3mmくらいは縮んでいます。
これは自動販売機等では、認識できずはねられてしまうかもしれません。折り目のあたりの印刷も白っぽくなっています。
スーパーなどのレジで普通に出して、偽札扱いされてもつらいですし。少し途方にくれました。
傷んだお札はどうすれば・・・銀行に相談してみた
封筒に入れたお札をハサミで切ってしまったり、ひどいときはシュレッダーにかけてしまった場合でも、銀行に持ち込むとなんとかしてくれるという話を聞いたことがあります。
とりあえず、私の口座がある近所の銀行に持ち込むことにしました。
私「千円札をポケットに入れたまま洗濯してしまったのですが、交換してもらえますか?」
銀行「担当者に見せて相談して参りますので、しばらくお待ち下さい。」
5分ほど待った後に銀行の窓口に呼ばれました。
銀行「お客様の紙幣は実際の大きさよりも縮んでいます。日本銀行に回して鑑定にかけますので、しばらくお待ち下さい。多分大丈夫だとは思いますが、鑑定結果が出ましたら連絡します。」
その場で交換してもらえるかと思いましたが、思ったより厳重でした。日本銀行で鑑定して大丈夫だったら、私の口座に振り込んでもらえるそうです。
銀行の口座番号と連絡先の携帯電話を教えて、銀行を後にしました。
お札の面積の三分の二以上あれば新しいお札と引き替えられるそうなので、たぶん大丈夫かと思いますが。
お札が洗ったくらいではボロボロにならない理由は
よくポケットティッシュをズボンのポケットに入れて洗濯すると、白い繊維が洗濯物全体に周り、大変な思いをしますが、お札はかなり丈夫だと感じました。
日本のお札は実は特別の原料で作られているので丈夫にできています。
普通のノートやコピー用紙は「パルプ」が原料なんですが、お札は高級和紙の原料の「みつまた」や「マニラ麻」が使われています。
みつまたやマニラ麻は丈夫なので、洗濯したくらいでは破れないようにできているのだそうです。
そんなお札ですが、破れていたり、火事で燃えたりした場合はどうしたらよいでしょうか。
そんな場合でも面積の三分の二以上は満額、五分の二以上、三分の二未満ですと半額が戻ってくるようです。
ハギレもきちんととっておいて銀行に持ち込んでみて下さい。
まとめ
お金は大切なので、手に入れたらきちんと財布などに入れて管理する・・というのが基本ですね。
昔、亡くなった父の遺品を整理していたら、給料袋から2万円出てきてありがたくいただきました。
封筒や手紙を処分するときは中身をきちんと確認しましょう。
うっかりハサミを入れたりしても残りがあれば帰ってきますから銀行に持っていって下さい。
※1,000円札を銀行に預けてから10日後、無事に「カンテイ」という名前で1,000円が私の口座に振り込まれました。銀行の担当者の方からも丁寧な電話連絡がありました。
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