毎年、懲りずにプランターでじゃがいもを植えております。数年前に、「じゃがいもの袋栽培」に失敗してから、プランター一筋で頑張っています。
去年は、ノーザンルビー、シャドークィーン、インカのひとみという、果肉が赤、紫、黄のじゃがいもを育てました。ノーザンルビーとシャドークイーンは大きなじゃがいもが採れて大満足だったのですが、インカのひとみはいまいち小さくて数も採れないんです。
今年は新しい品種、グランドペチカというじゃがいもを植えてみることにしました。
じゃがいもをプランターで 今年の新品種はグランドペチカ
2月半ば、いつもの園芸専門店に春植えのじゃがいもの種芋を買いに行きました。実際に植えるのは3月末のお彼岸過ぎなんですが、その頃には珍しい品種は売り切れています。
園芸専門店だと、3個とか6個とかでもグラム単位で売ってくれるので、プランター栽培にはリーズナブルでありがたいんです。
まずは、ノーザンルビー、シャドークィーンを選んで・・、インカのひとみ、インカのめざめの所に行ったら、ほとんど種芋が残っていませんでした。小さくてしわしわのが数個残っているだけです。
インカの・・系のお芋は果肉が黄色くて甘みがあっておいしいのですが、とにかく収穫したときに小さくて少ないのが残念です。農家の方も難しい品種のようです。最近はこれらを改良した「ながさきこがね」という品種もあるらしいのですが、現物は見たことがないです。
ふと、隣のじゃがいもを見ると「グランドペチカ」というたいそうな名前の大きな種芋がゴロゴロしていました。皮が赤くて中は黄色っぽい果肉のようですが、とにかく大きい!のが気に入りました。
このじゃがいも、通称が「デストロイヤー」という名前で、じゃがいも+サツマイモを足したような赤いしましまの皮で、芽が赤いんです。外国のプロレスラーのマスクマンみたいなんでこの名前のようです。
果肉も黄色く、甘みがあるらしいです。今年はこのグランドペチカをプランターで育ててみようと思います。
じゃがいもをプランターに植える準備 培養土はこんな感じで
4月1日
今シーズンは雪が多い年でした。4月になったので、種芋をプランターに植えようと思います。
用意したのは培養土24Lを4袋です。プランターは70Lくらい入る大型ですが、じゃがいもは増し土して茎や葉を大きく育てる野菜ですので始めは浅めに土を入れるのです。
プランターの水はけを良くするため、鉢底石を下に入れます。何度も使うため、洗濯ネットに入っています。
72Lの大型プランターに培養土24Lを1袋全部と1袋の1/3くらい入れて、種芋の穴を開けておきます。プランターにはメモリがついていて、2より少し下がるくらいでしょうか。
これが種芋のグランドペチカです。土を落としていないので良くわかりませんが、皮は赤くて芽も赤いです。大きさもさすがデストロイヤー、ビッグな品種です。
種芋はへそを下にして植えます。早く芽がでるように今回は3cmくらい土をかぶせて浅めに植えました。ノーザンルビー、シャドークィーンも同様にプランターに植えました。
じゃがいもが芽が出てきた!1ヶ月で芽かきだけしておいた
4月30日
じゃがいもの種芋を植えてから、ほぼ1ヶ月経ちました。3種類ともすくすく育っていい感じです。
ノーザンルビー
グランドペチカ
プランターの隅に芽が出ているものもあり、少し早いですが芽書きだけしておこうと思います。
芽かきというのは、その名の通り芽を減らすこと。芽が伸び放題のまま育ててもじゃがいもはできるのですが、数だけ多くなって小さな芋しか育ちません。草丈が15cmくらい伸びたら、種芋ひとつにつき、2本だけ芽を残して、根元からハサミで切り取ります。
グランドペチカの芽かきをした後です。上のプランターに比べたら、すっきりしたかんじですね。
本来ならここで増し土もするのですが、まだ10cmもみたない芽もあります。種芋の植え付けから50日くらいで増し土するのが標準ですので、もうしばらく育つのを待とうかと思います。
あとがき
培養土も24Lで1袋700円くらいしますので、6~7袋買うと結構な出費になります。友人は培養土に肥料を足して再利用しているようです。培養土のための肥料というのも園芸店にあるらしいです。
いつも、インカのひとみとかは生育が悪いのですが、グランドペチカはぐんぐん大きくなっていい感じです。
また、花が咲いたり収穫の時期が来たら報告したいと思います。
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