いちじくの甘露煮 私の作り方はダッチオーブンでじっくりと

料理レシピ

うちの家族はいちじくの甘露煮が大好きです。娘は生のいちじくよりも甘露煮を作って!と私にねだります。

私のいちじくの甘露煮、ダッチオーブンを使った作り方を紹介します。

いちじくの甘露煮は小さめの日本いちじくがおすすめ

八百屋さんで小さめの日本イチジクを見つけました。今日はこれでいちじくの甘露煮を作ってみようと思います。

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重さを量ってみると1kg近くありました。上白糖は半量の500g用意しました。これでもけっこう甘さ控えめの甘露煮になります。

甘露煮にするので、もっと青くて堅めのいちじくでも案外うまくできます。大きめの普通サイズのいちじくは砂糖で煮ると果肉が柔らかすぎてジャムのようになってしまう場合があります。

いちじくはざっと洗って、水気を拭き取り、固いヘタの部分は切っておきましょう。

昔、お義母さんにいちじくの甘露煮の作り方を教わったときは

「水は一切使わずに、いちじくの水分を引き出して煮込むのよ。」

と教わりました。しかし要領が悪かったのか、うまくいかず、焦がしてしまって台無しにしたことがあります。

それからは私なりに工夫して、今のレシピに落ち着きました。

いちじくの甘露煮 私はダッチオーブンで作ります

いちじくの甘露煮を作るのは鍋底が厚手の鍋が向いています。ホーローのル・クルーゼや、無水鍋のたぐいならどれでもかまいません。

いちじくの水分を引き出すために弱火でじっくり焦がさぬように煮込むことが必要だからです。

ある日、思い立って、キャンプで使う「ダッチオーブン」を使ってみたら、思いがけずおいしくできたので、それからはダッチオーブンで甘露煮を作っています。

ダッチオーブンは鉄製なので、鉄分が少し加わりいちじくの甘露煮にこくがでるような気がしています。

いちじくはダッチオーブンになるべく重ならないように並べます。

水分を出すために、呼び水を150ccほど回してかけます。

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フタをして、弱火で10分~15分くらい煮込みます。

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このくらい、水分が出てきたら、砂糖を全体にフタをするようにかぶせます。

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最初から砂糖を入れると焦げてしまいます。水分がある程度出てきたら砂糖を入れるようにしましょう。

いちじくの甘露煮は以外と簡単 動かさず煮込むだけ

いちじくの甘露煮は煮込み始めたら、いっさい箸で混ぜたりしません。混ぜると果肉がとろけていちじくのジャムができてしまうでしょう。

我が家はパナソニックのIHコンロなのですが、砂糖が溶けるまでは「2」位の弱火、砂糖が溶けたら最弱の「1」の弱火で煮込んでいます。

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ダッチオーブンのふたをすると鍋の中が密閉されて上からも熱がまわり、弱火でもいい感じで柔らかくなります。

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砂糖が溶けるとかなりいちじくから水分が出てきますね。このくらいになれば、弱火で長時間煮込んでも焦げることはありません。

今回は砂糖が溶けてから、最弱の「1」で2時間煮込んでみました。

焦げないよう気をつけているだけなんで、案外簡単なんです。

できあがりはこんな感じです。水分が上の方までまわって柔らかく煮えています。

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ダッチオーブンの場合、気をつけなければならないのは、できあがった甘露煮は長時間鍋に置かないようにしましょう。

鍋の鉄分が出てきて、料理が酸化してしまい、ドンドン真っ黒になります。昔、ミートソースをダッチオーブンで作って、一晩置いておいたら、鉄分で黒くなり、鉄臭くてまずくなっていました。

5~6時間なら大丈夫ですが、アルミやステンレスの鍋とは違いますので、冷めたところで別の容器に保存すると良いです。

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今回はいちじくの甘露煮をタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。毎朝、プレーンヨーグルトにいれたり、そのままおやつにしたりする予定です。

たくさんできたいちじくシロップも、再び生のいちじくと砂糖に漬けて、いちじく酵素を作る予定にしています。

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せっかくのフルーツと砂糖だけでできた、無添加の手作りシロップですので捨てずに活用しましょう。

まとめ

いちじくはにおいや風味が独特なので苦手な方もいるようですが、我が家では人気のフルーツです。

秋の季節を感じさせてくれる、いちじくの甘露煮、砂糖をいれてそのまま弱火でじっくり煮込むだけですので、ぜひ作ってみてください。

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