ついに今年も冬将軍がやってきました。雪がわさわさ降ってきて早起きして車の雪下ろしをしなければ出勤できません。
私の車は古いマツダのプレマシーというワゴン車です。車の塗装とかはもうかなりへたっていて、細かいキズもあります。朝の出勤のために、1秒でも早く雪を落とさなければなりません。
雪道の安全運転もまずはしっかりと雪を落とすことから始まります。
私の車の雪下ろしのやり方を紹介します。
車の雪下ろし エンジンをかけて曇り取りからスタート
今日は15cmくらいの積雪です。車の雪下ろしをすれば、すぐに道路に出て運転できそうです。状況にもよりますが30cm以上雪が積もっていた場合は、道路まで車がでられるように雪かきして道をつくることから始めましょう。
私の車の雪下ろしは、車のエンジンをかけて、フロントガラスの曇り取りスイッチを押すことから始まります。
前日から大雪になりそうと、天気予報で予想していたので、すでにフロントガラスのワイパーはあげてあります。
もし、うっかりあげずに雪が積もっていても慌てないでください。たぶん、ワイパーのゴムとガラスが凍り付いて動かないと思います。
フロントガラスの曇り取りスイッチが入っていれば、ガラスが暖まって、そのうちにワイパーをあげることができるようになりますから。
大雪の場合はエンジンをかける前に、車の後ろのマフラーの部分に雪が詰まっていないか確認してください。マフラーに雪が詰まったままエンジンをかけると排気ガスが車内に充満して、一酸化炭素中毒をおこしてしまい、大変危険です。
車のリアドアにもワイパーがある場合は雪下ろしの前にあげておきましょう。
車の雪は スノーブラシで高い場所から横側へ落とすのがコツ
ここで雪下ろしの必需品、スノーブラシが登場です。背の高い車ですと、長いスノーブラシが便利です。軸を回転して伸ばすタイプのスノーブラシもありますが、スイッチを押すだけで、軸が伸びるタイプの方が急いでいるときは簡単です。
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まずはスノーブラシの黄色いブラシ部分で屋根の雪を落としましょう。車の雪は高いところから、横側に落としていくのが基本です。
なぜなら車の前に落とすと、進行方向に雪山ができることになり、運転できません。結局最後に、雪かきしなければなりません。
車の後ろ側からも雪を落とします。後ろはそのまま発信しますから、後ろに雪を落としておいてかまいません。車の前方以外はコの字型に雪山ができるかと思います。
サイドガラスはブラシで雪をしっかり落とします。サイドミラーのあたりは防寒手袋で丁寧に落としましょう。この辺をいい加減にしておくと、サイドミラーが運転中に雪で真っ白で何も見えず慌てることがあります。
車の雪おろし 最後にフロントガラスとボンネット
私は最後にフロントガラスの雪をスノーブラシのゴムワイパーの部分で落とします。雪は前ではなく、横側に落とすようにします。ワイパーをあげ忘れていた場合は、この時あげてから雪を落とします。フロントガラスが暖まっているので。凍り付いていた場合も溶けているはずです。
こちらの軸の後ろの黒いプラスチックのへらは、フロントガラスの氷を削りとって落とす道具です。
今回はもうガラスが暖まっているので使いませんが、雪ではなく、フロントガラスに霜が降りていた場合は
・エンジンをかけて、フロントガラスの曇り取りのスイッチを押す。
・お湯をガラスにかけて、霜の氷が柔らかくなったときに、氷をへらで削って素早く霜を取り去る。
このようにフロントガラスの氷や霜を取る場合に便利です。ガチガチ凍ったままですと、ガラスを傷つけることがありますので、熱で氷を溶かしてから作業しましょう。
車の雪下ろしが済んだら、前輪のタイヤの前の雪をスコップでよけておきます。雪が多いときは後輪のタイヤ回りも雪をよけておきましょう。
最後にワイパーを下ろして出発です。あ、後ろのワイパーも忘れずに下ろしましょうね。
まとめ
時々、運転さえできれば良いと思い、フロントガラスとリアガラスだけ雪下ろしをして走っている車を見かけることがあります。
車の天井に雪が20cmくらい積もったまま走っているのですが、回りの車から嫌われて、妙に車間距離が開いていたりします。
これは運転しているうちに、車が暖まって屋根の雪が突然フロントガラスの前にバサッと落ちてきて、真っ白になって前が見えなくなることがあり、大変に危険です。
こんな車のそばにいて、事故に巻き込まれるのがいやなんで、みんな離れて運転しているのです。
雪道を運転するときは、急いでいても屋根の雪からしっかり落として、安全運転を心がけましょう。
雪の時期の運転に便利な道具を紹介しています。
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