昨年がんばって、お父さんの弁当用に梅干しを4kgほど漬けました。瓶に入れて保存していたのですが、春先に見てみるとなんだか白いものが・・・
これってカビなんでしょうか。その対処法を調べてみました。
梅干しに白いカビ?これって食べられるの?どうやって対処する
昨年、お父さんの弁当用に小梅を4kgつけました。色もシソで赤く染まり、まぁまぁ良いできだとほくそ笑んでいたのですが。
春先に梅干しを保存していた壺を見てみるとなんだか白いものがついていてびっくりしました。塩分は15%くらいでしたので、早々傷まないと思うのですが。
梅干しは最初塩を入れて下漬けの時によくカビがはえてしまうそうです。
塩分を気にして10%以下にする、完熟でない梅を使う、傷んだ梅をそのまま漬けてしまうなどの管理が悪いとかが、カビがはえたり、失敗する原因になります。
今回はできあがった梅に白いカビのようなものができているのでびっくりしました。
しかしニオイや味は梅干しそのもの、カビ特有の腐った臭いもしません。
考えられる原因としては、塩もみしてあく抜きをしたシソが多めに余ったので、冷凍してありました。
そのシソをできあがった梅干しを入れた瓶に、後から追加して入れたんです。そのシソのまわりに何か白いものがけっこうついていました。
もしかしたら梅の成分や塩が結晶化したものなのかもしれませんが、少しずつ増えているようで心配です。
この白いものは産膜酵母という、味噌とかが発酵するときにできる白いカビなのかもしれないと考えました。
このまま放っておくと増えてきて黒っぽい悪いカビに変わって行く可能性もあります。
せっかく作った大事な梅干しなので、干しなおしてみようとチャレンジしてみました。
梅酢が出てきたので 梅干しをもう一度干すことにしました
まずは梅酢がスーパーに市販されるまでは梅干しを冷蔵庫に入れて、白カビが進むのを防ぐことにしました。
5月も末になり、青梅など梅酒用の梅や貯蔵ビンが販売されはじめました。ある日、赤梅酢を近所のスーパーで見つけたので早速購入しました。
瓶に入っていた梅干しは、オーディション(^^;)して、干しなおすものと、そんなに白いところがないので、冷蔵庫に保存するものに分けました。
お父さんに弁当は毎日作っているので、少しは梅干しが必要です。
梅干しを出し終えた瓶の状態です。周辺に少し白いものが付着しています。今回は梅酢やシソは全部捨てて、瓶もきれいに洗うことにしました。
選ばれた梅干しは、焼酎消毒したビンにつめて冷蔵庫へ。梅干しがなおるまで、お父さんの弁当に入れる予定です。
残った梅干しは再び天日干しにします。梅干しのリニューアルがうまくいきますように・・・
乾いた梅を漬けなおし 今度こそ大丈夫でありますように
梅干しを天日干しして3日目です。見事に塩を吹いてパリパリした感じになりました。
このままでも干し梅として保存できそうですが、私はしっとりした柔らかい梅干しの方が好きですしいろいろ料理に応用が利きます。
今日は瓶に乾いた梅干しと買ってきた市販の梅酢を入れて漬けなおそうと思います。
瓶は洗剤で洗って日光消毒してありますが、念のため焼酎をスプレーして吹き付けます。フタの方も忘れずに焼酎でアルコール消毒しておきましょう。
娘と箸で数えながら梅干しを入れたら158個ありました。
市販の赤梅酢は950ml入っていました。瓶に注ぐとちょうどいい感じで梅干しが浸りました。
このまま一週間くらいすると、しっとり梅干しができあがると思います。
まとめ
私はせっかくできた梅干しがいとおしいのと、もったいないので漬けなおしてみましたが、全ての方がこの方法で、梅干しがなおせるかというと確証はありません。
もし試してみるなら自己責任でお願いします。できた梅干しは焼酎消毒したビン詰めにして冷蔵庫の野菜室に入れてください。
梅干しに黒いカビ、腐った臭いがした場合はあきらめて全て廃棄した方が安全です。
コメント